子どもの美容室カットデビュー!大人が注意すべきこととは?

大人との違いは?

ヘアカットをするうえで、大人と子どもにはどのような違いがあるのでしょうか。ここからは、具体的に異なるポイントについて解説していきます。

はさみやドライヤーが怖い

幼い子どもにとって、鋭利なはさみや大きな音がするドライヤーはどうしても怖いものです。特にはさみを怖がっている場合はヘアカット自体ができないので、美容室デビューをする前に、自宅でも慣れさせておく必要があります。

可能であれば、一度自宅で子どもの髪を切ってみるとよいでしょう。美容室でパニックにならないように、自宅で少しずつ髪を切ってもらう体験をさせてあげることをおすすめします。

じっとしていられない

好奇心旺盛で活発な子どもは、じっとしているのだけでも一苦労です。しかし、ヘアカット中に頭を動かすのは、怪我の原因になります。

子どもの集中力が途切れないように横から子どもに話しかけてあげたり、お気に入りのおもちゃを持たせてあげたりするなど、さまざまな工夫が必要になります。途中でどうしても動くのを我慢できない場合は、こまめな休憩を入れることも視野に入れておきましょう。

保護者がいないと不安になる

いつもそばにいる保護者が見えなくなるだけで、不安になる子どもは多くいます。人見知りをする子どもも多く、美容師と会うこと自体が苦痛となることも少なくありません。

そのため、なるべく子どものそばに寄り添うことをおすすめします。美容師も子どもとの意思の疎通が取りやすくなり、スムーズにヘアカットを進められるのです。

美容師と話が通じない

大人であれば「ここがかゆい」「もう少し短くしてほしい」などの、自分の要望を美容師に伝えられますが、子どもだとそれが難しくなります。「なにかを訴えているけれど、どうしてほしいのかわからない」と困惑する美容師も多いものです。そういった場合には保護者が子どもの気持ちを察し、どんな主張があるのかをきちんと美容師に伝えるようにしましょう。

子どものヘアカットを無事に終えるためのポイント

ここからは、子どもの美容院デビューを円滑に進めるために大事となるポイントについて解説していきます。

保護者がそばにいてあげる

子どもの美容院デビューで大事なことは、子どもの目に触れるところに保護者がいることです。初めてのことは、大人の場合でも少なからず不安を感じます。子どもを安心させられるように、可能な限り付き添ってあげましょう。

事前練習をする

美容室デビューでは大半の子どもが、どうしても緊張してしまいます。特に怖がりの子どもの場合、いきなり美容室に連れていくのではなく、自宅で事前練習をしておきましょう。シャンプーをしてからドライヤーで乾かす、そしてカットがスタートするという基本的な流れだけでも教えておくと、少し緊張が和らぐことでしょう。

ヘアカットを短時間で終わらせる

ヘアカットを短時間で済ますことも重要なポイントです。子どもの集中力は大人と比べて短い傾向にあります。そのためヘアカットのオーダーは、時間がかからないシンプルなものにしておくことをおすすめします。

美容室の選び方

基本的に、子どもへの理解がある美容室を選ぶことが前提となります。ここからは、美容室の選び方について解説していきます。

子どもカットのメニューがある美容室

カットメニューの中に、「子どもカット」といった子ども向けのメニューを用意している美容室を選びましょう。子どものヘアカット経験が多い美容師が在籍しているため、安心して任せることができます。

行きつけの美容室

自分の子どもを美容室デビューさせるとき、自分の行きつけの美容室に相談する人もいます。自分がヘアカットに行ったときによく子どもの話をしていると、そのカットを快く受けてくれる場合があります。

わからない場合は電話で確認する

美容室で子どもカットの対応をしてもらえるかがよくわからない場合は、直接電話で確認してみましょう。事前に事情を話すことで、専用の席を用意してもらったり、子どもカットに向けた準備をしてくれたりする場合があります。いきなり子どもを連れていくのではなく、事前に美容室側に説明しておきましょう。

まとめ